記者会見のライブ化で感じる視聴者の視線 問われる記者の役割とは

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メディア空間考 金子智彦

 「会社名とお名前をちょうだいした後、ご質問をお受けいたします」。質疑応答が始まる。経済部では不祥事を起こした企業の謝罪会見を取材する機会も多かった。

 会見がテレビやネットで生中継されることが増え、視聴者の視線を背中に感じるようになった。追及する側の記者の姿勢も厳しく問われていると思うからだ。

 謝罪会見はおわび→事実関係…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2024年4月23日10時54分 投稿
    【視点】

    ■謝罪品評会をこえて 記者会見を真剣勝負の場に  こう見えて約20年前、広報担当者をしていた。会社のお金で高額な勉強会にも参加させてもらった。その頃、日経主催の広報セミナーで題材として取り上げられたのは、雪印の謝罪会見だった。当時の社長が「

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    西田亮介
    (社会学者・日本大学危機管理学部教授)
    2024年4月23日15時24分 投稿
    【視点】

    記者会見が中継されることで、「誰でもできる質問」や「質問の背後の知識量」なども可視化され、記者の緊張感が増すとすれば、読み手からすればただただ好ましい。メディアの経営と環境は厳しさを増しているが、記者の皆さんにおかれましては厳しい質問を磨き

    …続きを読む