モディ政権で「筋肉質」になったインド 首相が目指す指導者像とは
モディ政権の2期10年を経て、インド経済はどう変貌(へんぼう)したのか。彼らは、日本企業をどう見ているのか。インドの経済状況に詳しい、国際基督教大の近藤正規上級准教授に聞きました。
――経済面での、モディ政権の評価は。
期待されたほどの成果は上げられなかった、という印象です。主な要因に、高額紙幣の廃止に伴う混乱と、コロナ禍の厳しいロックダウンが挙げられます。とはいえ、全体でみれば、モディ政権に対する評価は「プラス」。就任時に世界10位だった国内総生産(GDP)は、日本、ドイツに次ぐ5位まで高まりました。
投資環境を大きく改善、その内容とは
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――具体的に、どう貢献しま…
- 【視点】
インドにおける言論の自由はモディ政権下で深刻に縮小しました。政権に批判的なメディアには政府からの指導が入り、政府の人権政策を研究する研究者は政府の影響を恐れる上層部から研究テーマの変更を求められています。アムネスティ・インターナショナル・イ
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