「厳しいAI規制は志向しない」日本政府を評価 米オープンAI副社長
村井七緒子 和気真也
米オープンAIで各国政府との交渉を担うアナ・マカンジュ渉外担当副社長が15日、朝日新聞の取材に応じ、日本政府の姿勢について「厳しいAI規制は志向しないという一貫したアプローチを採っている」と評価した。一方、AIモデルの訓練時に生じる著作権の問題については「(メディアなど)著作権者と対話を続ける」とした。
日本の著作権法は、著作物を許諾なしにAIモデルの訓練データに利用できるとする。マカンジュ氏は、「何が許されて、何が許されないかが明確に示されていることは、研究開発において非常に重要だ」と話し、AI開発に寛大な日本の政策的立場を支持した。
また、「技術が日々進歩するなかで、政策に一貫性があることも先を見通して投資していくうえで欠かせない」と述べた。
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