子どもおんぶを「票かせぎ」と批判され 子育て中の地方議員に初調査
松井望美
子どもを育てながらの政治活動や選挙に「困難」を感じた地方議員は約9割――。与野党の地方議員らの任意団体「子育て中の議員の活動を考える会」(発起人・小酒部さやか横浜市議)が15日、幼い子どもを抱える首都圏の地方議員を対象としたアンケート結果を公表した。
アンケートは昨年11月~今年2月に実施し、95人が回答した。当事者によるこうした調査は初めての試みという。
政治活動そのものや選挙での困難を「とても」または「少し」感じたことがある人は、約9割にのぼった。具体的には、早朝や土日、夜の活動が難しい▽家事育児の負担が大きく、そもそも活動に制限がかかる▽子どもとの時間がとれず寂しがられる――などの声があがった。
また、6割以上が周囲の無理…
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- 【視点】
昨年に子ども家庭庁が発足し、6月にはこども未来戦略方針が発表(12月にこども未来戦略が閣議決定)された中で、こども・子育て政策は、現政権の中でも大きな柱のひとつとなっています。与野党ともに各政党もこども・子育て政策についてそれぞれの見解と政
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