小池百合子知事、文春報道に反論「大学が卒業を証明している」

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 東京都小池百合子知事は12日の定例会見で、自身の大学卒業に関連した月刊誌の記事に関し、「(記事の)前提が違う。大学が(私の)卒業を証明している」と述べ、カイロ大学(エジプト)の卒業を疑問視する記事内容に反論した。

 記事は文芸春秋5月号に掲載された。小池知事の卒業を裏付ける形でカイロ大が2020年に出した声明に関する内容。声明は、知事の元側近らの発案で大学側に働きかけたものだったなどとした。元側近で、同誌に寄稿した弁護士の小島敏郎氏は12日、報道陣の取材に応じ、発案から声明公表まで3日と短いことなど不自然な点があり、声明の信頼性に疑義があるなどと主張した。

 知事は会見で、声明に関して繰り返し質問を受けたが、大学側への働きかけの有無について明確な回答はなかった。

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