元通訳の違法賭博疑惑 元米連邦検察官が予想する大谷翔平の今後

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ニューヨーク=遠田寛生
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 元専属通訳の水原一平氏(39)に浮上した違法賭博疑惑について、大リーグでドジャースに所属する大谷翔平選手(29)が自身の関与を完全に否定しました。捜査機関と大リーグ機構(MLB)の調査が進む中、今後はどのような展開が予想されるのでしょうか。元連邦検察官で、過去にはMLBの内部調査を受けた選手の関係者の代理人も務めた経験があるというキャシー・フレミング弁護士に聞きました。

 フレミング氏は今回の騒動を「とても厳しく、興味深いケースだ」と語る。水原氏はドジャースを解雇される前、米スポーツ専門局ESPNとのインタビューでいきさつを二通り話したとされている。①水原氏の違法賭博で生じた借金を、大谷選手が肩代わりした②大谷選手は賭博に関して一切を知らなかった。全く異なるシナリオのため信頼性はなく、「残念ながら、どちらの主張もあらゆる側面から検証されることになる」とした。

 仮に2人が罪に問われた場合…

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