宇野昌磨、今季世界最高点でSP首位 高評価フリップ生んだ「思考」

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構成・藤野隆晃

 フィギュアスケートの世界選手権は21日(日本時間22日)、カナダのモントリオールで第2日があり、男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨トヨタ自動車)が今季世界最高の107・72点を出し、首位に立った。

 日本勢初の3連覇を目指す宇野は、冒頭の4回転フリップで4・56点の出来栄え点(GOE)をたたき出し、その後も質の高い演技を見せた。

 演技後の報道陣との主なやり取りは、次の通り。

   ◇

――演技後、ガッツポーズが出ていました。

 「試合の中で一番良いフリップを跳ぶことができました」

 「4回転―3回転の連続トーループの二つ目のジャンプが乱れてしまったんですけど、しっかりこらえることができました。アクセル(3回転半)も及第点のジャンプだったと思います。それ以外の部分に関しては、良いか悪いかは分からなかったんですけど、目いっぱい演技していたので素晴らしいショートだったのかなと思います」

――公式練習ではフリップに苦戦していましたが、うまく跳べた理由は。

 「いやぁ、まあ偶然ではありますよ(笑)。試合での気持ちの上がり具合とのかみ合いとか、本当に大きくまとめてしまうと運が良かったのがあります」

記事後半では、試合がない日の過ごし方やフリーのハイライトについても語っています。

 「ただ、今日までいろいろな…

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藤野隆晃
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