1月12日、ベトナム南部の計画都市「ビンズオン新都市」で、マンションの起工式が行われた。
「『ミドリパーク・ザ・テン』のプロジェクトは、この街でもかつてない高級な空間と広さをもたらす」
街づくりを進める「ベカメックス東急」の呉東建(オウドンゴン)社長があいさつに立ち、力を込めた。壇上には、在ホーチミン日本総領事ら日越の官民関係者が並んでいた。
10年以上に及ぶ都市開発で、マンションは5件目。これまでで最も高級な仕様の10階建ての物件だ。来年にも完成する予定という。
新都市には、ベカメックス東急が手がけたタワーマンションが3件ある。最も新しい24階建ての「ソラガーデンズⅡ」は、三菱地所レジデンスとの共同出資で2021年に完成。全室が家電を遠隔操作できるスマートホームの仕様で、プールやトレーニングジム、バーベキューテラスなど共用部が充実している。
外注任せから方針転換
販売価格は、いずれも当時の…
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