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UNRWAトップ、来日へ 拠出金の停止「見直し期待」 連帯訴える

有料記事イスラエル・パレスチナ問題

エルサレム=今泉奏
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 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)トップのフィリップ・ラザリーニ事務局長が19日、エルサレムで朝日新聞などの取材に応じ、27日にも来日することを明らかにした。日本が停止している拠出金の再開について議論する予定で、「すぐに(停止を)見直すことを期待している」と述べた。

 UNRWAをめぐっては、昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル襲撃に職員が関与した疑惑を受け、日米を含む15カ国以上が拠出金を一時停止した。ラザリーニ氏は「日本が安心して拠出金を継続させるために何が必要かを議論する」と説明。上川陽子外相らと会談する考えを示した。

 上川氏は18日、米ニューヨークの国連本部で拠出の再開に向けた検討をしていると説明し、「スピード感をもって対応については検討したい」と話していた。

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