日銀が「支え」に動かず市場動揺も 日経平均、一時は500円超続落

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久保田侑暉

 12日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅に続落し、前日比22円98銭(0・06%)安い3万8797円51銭で終えた。ただ、下げ幅が一時500円を超えるなど荒い値動きに。市場が動揺した一因に、前日に日本銀行が上場投資信託(ETF)の買い入れに動かなかったこともありそうだ。

 前日の米国ニューヨーク市場でハイテク株が軟調だったことが響き、東京市場も午前中は半導体株を中心に売られた。日経平均は下げ幅を549円まで広げた。幅広い銘柄を網羅した東証株価指数(TOPIX)も一時1・83%下落した。

 市場の動揺を誘ったのは日銀…

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