キャサリン妃が謝罪「私も時々、編集する」 写真加工疑惑の混乱受け

ロンドン=藤原学思
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 英国のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃と子どもたちの家族写真に加工疑惑が浮上し、大手通信社が配信を取りやめた問題で、キャサリン妃は11日、X(旧ツイッター)で「混乱を招いた」と謝罪した。

 写真は英国の「母の日」にあたる10日に投稿された。英王室関係者によると、ウィリアム皇太子が撮影し、キャサリン妃が加工した。「夫妻は母の日のために、家族が一緒にうつるカジュアルな写真を提供したがった」という。

 だが、シャーロット王女の服の袖が欠けているなどの不自然な箇所が複数指摘され、ロイター通信やAP通信、AFP通信が一斉に、使用を控えるよう契約各社に呼びかけていた。

 キャサリン妃は11日、「多くのアマチュア写真家のように、私も時々編集することがあります。昨日共有した家族写真が混乱を招いたことについて、おわび申し上げます」と異例の声明を発表。「みなさんが、とても幸せな母の日を過ごしたことを願っています」と気丈に振る舞った。

 キャサリン妃は新型コロナウイルスが流行した2020年、パンデミック時の体験を共有するための写真プロジェクトを立ち上げるなど、アマチュア写真家としての顔も持つ。(ロンドン=藤原学思

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