寄生虫駆除薬で中毒症状か? 井の頭自然文化園のニホンリス大量死

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松田果穂
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 東京都武蔵野市井の頭自然文化園で飼育していた30匹超のニホンリスが死んでいた問題で、東京動物園協会が11日、原因の調査結果を発表した。「体表に滴下した寄生虫駆除剤をリスが経口摂取したことで中毒症状をおこした可能性がある」としている。

 同協会によると、昨年12月4日、「繁殖棟A棟」で飼育していたリス全40頭に、寄生虫を除去する目的で駆除薬2種類を滴下。リスを外に出した後、巣箱や丸太などには殺虫剤を散布した。3種類の薬剤の同時使用はこの時が初めてだったという。今年1月までに計32匹のリスが死んだ。

 外部機関に検査を依頼したと…

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