日本保守党、衆院東京15区に擁立表明 麗沢大客員教授の飯山陽氏

春の衆院補選2024

宮野拓也
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 公職選挙法違反の罪で起訴された柿沢未途被告=自民党を離党=の辞職に伴う衆院東京15区(江東区)の補欠選挙について、政治団体・日本保守党百田尚樹代表)が5日、麗沢大客員教授で新顔の飯山陽(あかり)氏(48)を擁立すると発表した。

 飯山氏はイスラム思想研究者として著書などがある。同日に記者会見し、同区選出の自民衆院議員が「政治とカネ」を巡る事件で相次ぎ起訴されたことを踏まえ、「政治の経験はないが、自分のお金のために政治をしている人よりはましなのではないか」などと話した。

 同補選を巡っては、共産党の小堤東氏と日本維新の会の金沢結衣氏の新顔2人が立候補を表明。国民民主党は、擁立するとした新顔の公認内定取り消しを発表している。(宮野拓也)

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    辻田真佐憲
    (評論家・近現代史研究者)
    2024年3月5日20時29分 投稿
    【解説】

    飯山陽氏は、記事にあるとおりイスラム思想研究者ですが、近年では保守論壇の新星として急速に台頭し、中東問題に限らず幅広く発言しており、『WiLL』や『月刊Hanada』の常連執筆陣のひとりとなっています。X上の論争でも日本保守党の関係者と連携

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