名古屋市営地下鉄など3月16日にダイヤ改正 客足減で減便の区間も

戸村登 臼井昭仁
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 【愛知】JRなど鉄道各社が3月16日にダイヤの改定を予定している。コロナ禍が落ち着いた後も利用客が戻らない路線では運行本数が減便となる。

 JR飯田線は豊橋―豊川駅方面で午前11時台と午後0時台、午後2時台で1本ずつ、午後1時台は2本減らす。豊川―豊橋駅は午後0時台から午後2時台で各1本ずつ減らす。

 JR東海広報部によると豊橋―豊川駅間の減便は1996年に増便して以来、28年ぶりという。一方で利便性向上のため、現在は豊川駅までとなっているTOICA(トイカ)が対応できる改札機を、2025年春に三河一宮―本長篠駅間の13駅に設置する。

 利用客の減少に伴い、東山、桜通の各線で運行本数を減らしている名古屋市営地下鉄は3月のダイヤ改定で鶴舞線も減便する。平日は上下42本(土休日は同4本)減らし、昼間の運転間隔は現行の7分30秒から10分に伸びる。またホーム柵の稼働に伴い、所要時間が延び、赤池~上小田井は現行37分が40分になる。

 名古屋鉄道は、市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転で、上小田井~岩倉などの区間で平日で上下27本を減らす。土休日は上下48本減らす。小牧線と地下鉄上飯田線の直通列車は平日は上下8本、土休日は12本減らす。(戸村登、臼井昭仁)

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