SDGSの取り組み、児童らが書店で発表 川崎・平間小
【神奈川】全校でSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む川崎市中原区の平間小学校の児童たちが17日、同市幸区の北野書店で、絵本の読み聞かせを通じてSDGsの必要性を訴えたり、活動成果を発表したりした。
この日は、「本から良い環境へ」をテーマに取り組む5年生グループと、竹100%のノートを作って販売する3年生グループが来店した。児童たちは特設コーナーでSDGsの精神に通じる本の内容を紹介。活動を通じて感じ、学習した自分たちにとってのSDGsについて発表した。
5年生は北野書店の協力を得て、読み終わった本の回収を店頭で始めた。児童たちは「本を捨てて燃やす時に出るCO2を減らそうと考えています。みんなで持続可能な社会にしていきましょう」と呼びかけた。3月17日まで回収する。
チームリーダーの松嶋陽菜さん(11)は「勉強するまで何も考えずにモノを捨てていたが、今は再利用できないか考えるようになった」。5年担任の武富布美先生は「何ができるのか子どもたち自身が考えて活動してきた。しっかり自分の意見を言えるようになった」と話した。
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