厚生労働省は16日、全国に約5千ある定点医療機関に5～11日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計6万7614人で、1定点あたり13・75人（速報値）だったと発表した。前週（16・15人）の約0・85倍で、12週ぶりに減少した。

　都道府県別の最多は石川の21・91人で、愛知20・06人、群馬19・89人と続く。東京9・37人、大阪7・82人、福岡11・66人だった。41都道府県で減少した。

　11日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は3257人で、前週（3461人）から204人減少。集中治療室（ICU）に入院している患者数は156人で、前週（123人）から33人増えた。

　季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点あたり23・93人で、前週（22・62人）の約1・06倍。5週連続で増加した。休校や学年・学級閉鎖は全国で計6064校で、前週の5976校から88校増えた。（神宮司実玲）

■定点あたりの新型コロナウイ…