万博会場「夢洲駅」開業、25年1月末に前倒し 大阪市が見通し
原田達矢
2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)に新設される「夢洲駅」について、大阪市は15日、25年1月末に開業する方針を示した。当初は同年3月末の開業を予定していたが、2カ月ほど前倒しする。
この日の市幹部会合で明らかにした。大阪メトロは、中央線のコスモスクエア駅から夢洲駅までの延伸工事を進めている。完成すれば万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートとなる。2駅間で大人運賃240円に相当する距離だが、事業費を回収するために90円加算した運賃を国に申請している。
市によると、日本国際博覧会協会(万博協会)からは職員やパビリオンのスタッフによる車両渋滞を減らすため、鉄道の早期開業を求められていたという。完成したところから随時検査を実施するなどの対応をとることで、前倒しにめどが立ったという。
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