ザルジニー司令官解任「政治的リスク高い決断」 東野篤子氏の分析

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聞き手・根本晃

ウクライナのロシアへの抵抗を約2年にわたって率い、国民から英雄視されてきたザルジニー司令官が解任されました。今後、情勢にどのような影響が出るでしょうか。筑波大の東野篤子教授(国際関係論)に聞きました。

 ウクライナのゼレンスキー大統領が8日に解任を発表した軍トップのザルジニー司令官は、国民からの支持と尊敬が極めて厚い人物で、その信頼度はゼレンスキー氏を上回るほどだ。解任の臆測が報じられてからは、(東野教授と)親交のあるウクライナの研究者からも、解任に反対する声が相次いでいた。

後任者との違いは

 一方、後任となるシルスキー…

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この記事を書いた人
根本晃
イスタンブール支局長|中東・欧州担当
専門・関心分野
国際政治、トルコ、ガザ、ウクライナ、語学
ウクライナ情勢

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