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茂木派が解散検討 歴代首相輩出の名門派閥 麻生派は存続意向も

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 自民党の茂木派(平成研究会)は解散に向けて検討に入った。政治資金規正法で規定されている「その他の政治団体」の届け出の取り下げを検討する。週明けにも所属議員の意見を聞き、最終判断する。

 派閥の裏金事件をめぐり、立件された安倍、岸田、二階の3派閥は解散を決定。立件されていない3派閥のうち森山派は解散を決め、茂木、麻生両派の対応が焦点となっている。

 領袖(りょうしゅう)の茂木敏充幹事長は当初、解散に慎重姿勢だったが、小渕優子選挙対策委員長や関口昌一参院議員会長ら所属議員が相次いで退会を表明し、派内にも解散論が浮上している。こうした状況を受け、茂木氏は周囲に「平成研にピリオドを打つ」と話し、派閥を清算したい考えを示した。

 平成研は、田中角栄元首相が…

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