新幹線車内販売に使われたワゴン、50台販売へ 価格は1台10万円
昨年10月末をもって終了した東海道新幹線の車内でのワゴン販売。使われていたワゴンの廃棄を惜しむ声が多数寄せられ、50台が一般に販売されることになった。今月29日から受け付ける。
車内販売を請け負っていたJR東海リテイリング・プラス(名古屋市)によると、東海道新幹線で使用されていたワゴンは350台あり、一部は廃棄したり、または別の業務に使ったりするという。このうち、2014~18年に導入し、昨年10月まで使われていた50台を一般販売用に回す。価格は送料込みで10万円。
高さ110センチ、奥行き94センチ、幅は33センチで重さは50キロ。車内販売は東海道新幹線では1964年の開業間もない時期から始まり、ワゴンはコーヒーや硬いことで知られる名物のアイスクリームなどを載せていた。約50キロの荷物が運べる。同社の担当者は「車内販売を楽しまれた方が、再びワゴンとして使われるか、オブジェとして飾るか用途は様々です」と話している。
申し込みは29日~2月5日、ネットのチケット販売の「ライブポケット」で受け付ける。1人1回2台までで応募多数の場合は抽選。
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