子育てして一変「生まれてよかった街にしたい」 公共を支える民間力
小泉浩樹
進む人口減少。地域の衰退が顕著になる中、民間の「まちづくり団体」が注目されている。公共の土地を利用して、民間ならではのアイデアで地域活性化に貢献する事例が増えている。
レトロな雰囲気が漂う木造の建物に、白いのれんがかかっている。岩手県紫波町にある「ひづめゆ」。ここは、2022年にオープンした、銭湯を中心とした複合施設だ。
元々は、旧町役場があったところだ。町が活用事業を公募したところ、「くらしすた不動産」(同県矢巾町)などのグループが手を挙げた。
銭湯の壁画は富士山ではなく…
銭湯の壁画は、知的障害のあ…
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