沖縄県の米軍基地移設、抗議の現場に異変 「象徴の看板」行方不明に

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角野貴之
【動画】辺野古で進む埋め立て工事と抗議活動=吉本美奈子、角野貴之撮影

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、防衛省が新たな区域で工事を始めてから一夜明けた11日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、工事に反対する人が集い、座り込みで抗議活動を行った。

 参加者は自然環境の保護を理由に基地建設に反対するプラカードや旗を掲げていた。国の「代執行」後、地元と十分な話し合いもなされぬまま、着工される現況に「民意が踏みにじられた」との声が聞かれた。

 ゲート近くには、抗議活動を行う人たちが集うテントがある。そこには、抗議活動日を示す看板が二つ置かれていた。この日、一つの看板には、抗議が続いた日数が「3476日」と示されていた。ただ、もう一つの看板が見当たらなかった。重しのブロックだけが残されていた。

 デモ参加者によると、1月5…

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角野貴之
映像報道部
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写真、動物、離島、拉致問題、原発、核のごみ