ボート、神楽、鉄道 高千穂町の観光スポット一括予約できます
星乃勇介
コロナ明けを踏まえ、宮崎県高千穂町が観光客のさらなる獲得に力を入れ始めた。旅館業組合のサイトを通じて宿泊予約すると、町内の主な体験型観光スポットが一括予約できるシステムを作った。滞在時間を長くして、まちに落としてもらうお金を増やす試みだ。
高千穂は天孫降臨伝説の地で、国内はもとより、近年は円安も手伝って、外国人観光客の姿も多い。
特に、滝が流れる渓谷を水上から楽しめる高千穂峡の「貸しボート」▽毎晩8時から高千穂神社で演じられる「神楽」▽旧高千穂鉄道の廃線跡を使った「あまてらす鉄道」の三つは定番。しかし、これまでは予約ができなかったり、宿と別々に手配したりしなければならなかった。
そこで、組合などが昨年12月から、公式サイト「高千穂に泊まる」を経由して宿泊予約した人は、予約完了画面、または完了メールから、引き続いてそのまま予約できるようにした。
貸しボートは時間ごとに3組まで(1組あたり大人3人まで)、あまてらす鉄道は毎週水曜日の午前10時20分発、午後3時40分発を各5人まで。問い合わせは町観光協会(0982・73・1213)。
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