能登半島地震が発生した今月1日、震源に近い石川県の珠洲市と輪島市、能登町の3市町に滞在していた人は、普段より3割以上多かったことが、携帯電話の位置情報の分析から分かった。県外に住所がある人は、能登町で普段の10倍、珠洲市で6倍、輪島市で3倍以上いた。帰省や観光で訪れていて被災した人が多かったとみられる。
ソフトバンクの子会社「アグープ」が、スマートフォンの位置情報をもとに、1月1日正午ごろの滞在人口を推計。日曜日だった昨年12月3日を普段の休日とみなして比べた。
3市町には1月1日、計約6万6千人が滞在しており、普段より3割以上多かった。
このうち、能登町には普段の…