北陸新幹線東京―敦賀3時間8分、つばさにE8系 JRダイヤ改定

細沢礼輝
[PR]

 JR各社は15日、来年3月16日のダイヤ改定を発表した。北陸新幹線金沢(石川県)―敦賀(福井県)間が開業し、東京―敦賀間を直通する「かがやき」「はくたか」が1日計14往復するほか、山形新幹線に最新型車両「E8系」が投入される。

 北陸新幹線東京―敦賀間の最短所要時間は3時間8分で、特急への乗り継ぎが必要な現在より50分間縮まる。東京発下り始発は午前6時16分、敦賀発の東京行き上り最終は午後8時11分となる。

 山形新幹線「つばさ」はE8系投入により、最高速度が時速275キロから300キロにアップ。東京―山形間の最短所要時間は4分縮んで2時間22分となる。上越新幹線は夜間工事の作業時間を増やすため、新潟行きと高崎行きの下り最終の発車時刻を20分ずつ繰り上げる。

 東海道新幹線は繁忙期などに新大阪午後9時30分発の上り臨時「のぞみ」を走らせ、終電時刻を6分繰り下げる。静岡、浜松、豊橋駅では、午後7時以降の下りひかりの停車回数をそれぞれ1本ずつ増やす。

 九州新幹線は、新大阪午前7時23分発の鹿児島中央行き「みずほ603号」を新たに久留米駅(福岡県)にも停車させる。(細沢礼輝)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません