障害児への接し方「犬を扱うように」、三重の特別支援学校長が発言
保坂知晃
三重県立くわな特別支援学校(同県桑名市)の女性校長が昨年9月、障害がある生徒との接し方を犬へのしつけに例えて部下を指導していたことが県教育委員会への取材でわかった。県教委は「不適切な発言があった」として校長の処分などを検討している。
校長は、県教委の調査に不適切な発言を認め、今年10月下旬に教職員らに謝罪した。学校関係者によると、「子どもたちに謝罪したい。ショックを受けた職員のみなさんにも申し訳ない」と話したという。現在、校長は通常通りに勤務している。
県教委や学校関係者によると、校長は昨年9月、女性教諭を校長室に呼び出し、教諭を慕う特定の生徒への接し方について指導した。その際、校長は「犬を取り扱うようにその生徒と接すればいい」という趣旨の発言をしたという。教諭はその後退職した。周囲には発言にショックを受けたと漏らしていた。
別の教員にも動物の例え使い指導
教諭の退職後、校長の発言を…
- 【視点】
確かに、衝撃的な発言です。 筆者はこの校長先生は辞任するべきと思いますが、事情をよく知っている方はまた別の見方をするかもしれません。 「たった一回の失言で、辞職する必要はない」あるいは「悪い意味で言ったのではない」という反論が出
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