参政党、政治資金を報告 党費「高めに設定」 収入の9割は個人から

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千葉卓朗 白見はる菜
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 参政党の政治資金収支報告書が24日、公開された。党費を「高めに設定」(党代表の神谷宗幣参院議員)するなどして収入の約9割は個人からのものが占め、独自性が際立つ。

 参政党の2022年の収入は16億円だった。同党の資金集めの特徴は、個人をターゲットにしたイベントやパーティーを通じた収入の割合が多いことだ。全国各地で参加費1人500円~3千円程度の「タウンミーティング」を頻繁に開き、22年は計2・6億円を得た。

 首都圏の国際会議場や展示場を会場にした大規模な政治資金パーティーも2回開催。のべ約1万3千人から計3・2億円を集めた。参加費は1人当たり平均2万円を超える。こうした「事業収入」は合計6・6億円にのぼり、収入の約4割を占める。

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