フリースクール選び、子どもの「通いたい」大切に NPO代表に聞く

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聞き手・高嶋将之

 不登校になった子どもにとって必要なのが、親・教師以外の大人や、同年代の子どもと関われる自宅以外の「居場所」です。各地にフリースクールなど様々な施設がありますが、適する居場所をどう選べばいいのでしょうか。全国の居場所の情報を発信しているNPO法人「多様な学びプロジェクト」(川崎市)の代表理事、生駒知里(ちさと)さんに聞きました。

 子どもが学校に通いたくないと訴えたり、登校できなくなったりしたら、保護者の皆さんには、まずは子どもの様子を丁寧に見てもらいたいです。学校で深く傷ついた子は、大人への不信感が強かったり、同じ年頃の子どもたちの輪の中に入ることに怖さを感じたりすることがあります。

 そのような状況で、フリースクールなど民間施設に「すぐに通わせなければ」と焦る必要はありません。エネルギーをまずは家の中で時間をかけて蓄えることを優先したほうがよい場合もあります。

フリースクール選び ポイントは

 そのうえで、もし子どもが関…

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    武田緑
    (学校DE&Iコンサルタント)
    2023年11月28日9時48分 投稿
    【解説】

    「誰にでも起こりうる」としながらも、文科省の不登校対策は、基本的に「不登校になった / なりそうなあなたには特別にここを用意しますよ」という"医療モデル / 個人モデル"になっています。記事で言及されている「学びの多様化学校」も「校内教育支

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    田中宝紀
    (NPO法人青少年自立援助センター)
    2023年11月28日14時36分 投稿
    【視点】

    子どもの支援者のひとりとして共感する内容でした。学校に行かなくなってからもフリースクールにすぐ通わせなければと焦る必要はなく、まずはエネルギーを家の中で蓄えて。その上で、フリースクールなどは子ども自身が通いたい施設を選ぶ。子どもたちの苦しさ

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