デジタル庁は、2026年中の導入をめざす新しいマイナンバーカードについて、券面から性別の記載を削除する方向で検討していることを明らかにした。氏名や生年月日、住所、顔写真は現行通り記載する。
有識者や各省庁の関係者でつくる検討会が21日にひらかれ、同庁が中間とりまとめの骨子案として提示した。今後、意見公募などを経て、来年3月に最終とりまとめをめざす。
マイナカードの性別表記をめぐっては、性同一性障害の人たちから「カミングアウトの強制につながる」とプライバシー面で懸念の声がでていた。必要な場面で確認ができるよう、カードのICチップから性別を含む情報を読み取るアプリを政府が開発することも検討事項に盛り込んだ。
一方で、12桁のマイナンバ…
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