「首相にふさわしいのは」小泉氏が16%でトップ 朝日世論調査

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君島浩
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 岸田文雄内閣の支持率が低迷するなか、朝日新聞社は18、19日に実施した全国世論調査(電話)で、岸田首相も含む自民党国会議員7人の名前を挙げ、「今、だれが首相にふさわしいと思うか」と質問した。小泉進次郎元環境相が16%、石破茂元幹事長が15%、河野太郎デジタル相が13%だった。その他はいずれも1ケタ台で、高市早苗経済安保相は8%、岸田首相は7%だった。林芳正前外相、茂木敏充幹事長はともに1%だった。

 第2次安倍政権時代から、こうした調査で上位に入っていた小泉、石破、河野の「小石河」が今回もトップ3だったが、それぞれかつてのような勢いは感じられない。

 議員勉強会を立ち上げ、ポス…

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君島浩
世論調査部
専門・関心分野
政局、政策、選挙
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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2023年11月20日16時45分 投稿
    【視点】

    ■曖昧な小泉進次郎推しの危うさに気づけ!小泉進次郎幻想を粉砕せよ!  次世代リーダー不在であることがよく分かるデータだ。既得権益層があぐらをかき、若者の芽を摘んできたことがよく分かる。この小泉進次郎推しの根拠も気になる。大変に失礼ながら、

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    曽我豪
    (朝日新聞編集委員=政党政治、教育改革)
    2023年11月20日15時42分 投稿
    【視点】

    とても気になる指摘でした。そうか、かつての勢いはないか。 こういう時は、現首相の支持と、野党の支持、さらに政権党の次の人の支持、この三つが絡む複雑な連立方程式になるように思います。石破茂氏ら「次」の人たちの発言に注目したいと思います。

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