ドイツの和食店で聞いた言葉に動いた心 高卒→海外の道行く福田師王
高校卒業後、Jリーグを経由せずに海外へ――。厳しい環境で単身もまれながら、来夏のパリ五輪出場を目指すストライカーがいる。ドイツのボルシアMGのセカンドチームでプレーする福田師王(しおう、19)。静岡県で13日に始まった22歳以下(U22)日本代表の合宿に初参加し、「まずは結果を残したい」と意気込んでいる。
パリ五輪でのメダル獲得を目指すチームを率いる大岩剛監督が、「(元日本代表FWの)大迫勇也と同じように、すべてのレベルが高い選手」と評した逸材だ。この春に卒業した鹿児島・神村学園高では、冬の全国高校選手権で大会得点王に輝いた。3年連続で大会優秀選手に選ばれるなど注目を集め、Jリーグの10クラブからオファーが届いた。
だが、高校3年だった昨夏、ドイツ・ボルシアMGの練習に参加して高い意識を持つようになった。
日本では経験できない激しい…
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- 【視点】
パリ・オリンピック世代のストライカーとして期待される福田師王選手です。彼の歩みに、あの本田圭佑選手の、あの名言を思い出しました。 「僕は『環境先行型』ですから」 え、環境先行型?耳慣れない言葉だけど、とっても的確に彼の歩みを表現する言葉
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