多様性認め合おう 福島でレインボーパレード

力丸祥子
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 LGBTQなど性的マイノリティーを含めた多様な生き方を尊重し合う社会にしようと呼びかけながら歩く「ふくしまレインボーマーチ」が4日、福島市であった。多様性を象徴するレインボーフラッグをはためかせ、当事者ら約100人が笑顔で行進した。

 ふくしまレインボーマーチは2020年に始まったが、新型コロナウイルスの影響を受け、市中心部を歩くのは2回目だ。今回のテーマは「True Colors~いっしょに~」。当事者らの歩みを一緒に福島に根づかせていく、という思いを込めたという。

 伊達市では来年1月、同性カップルを公的に認める「パートナーシップ制度」が県内で初めて導入される。ふくしまレインボーマーチ共同代表の広瀬柚香子さん(26)=矢吹町=は「福島でも少しずつ変わってきている感じが確実にある。人権や多様性が尊重される社会になっていけばいい」と話した。(力丸祥子)

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