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　「会見を拝見しました。このメールを、転送していただけないでしょうか」

　東京都の高校に通う橋本花さん（3年）が、インターネット上で見つけたその人の職場の連絡先宛てにメッセージを送ったのは、2022年12月のことだった。

　4日後、英語で返事が返ってきた。「あなたのように、世界で起きている差別に向き合おうとしている若い女性とお目にかかれて、とてもうれしいです。ぜひお話ししましょう」

「自分と同い年くらいの女の子が…」

　メールの送り主はソマイエ・…