「相馬野馬追」7月末→5月開催へ 猛暑で馬2頭死ぬ 変更前倒し

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大月規義

 国の指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の執行委員会(委員長=門馬和夫南相馬市長)は23日、記者会見を開き、野馬追の開催日程の変更について文化庁と協議した結果、同庁から「特段の異議はない」と回答があったと発表した。猛暑を避けるための変更で、来年から5月最終の土・日・月曜の3日間開催となることが実質的に決まった。

 文化庁の回答は17日付。これまでの7月末開催から、2カ月前倒しすることを文書で了承したという。

 今後は、野馬追の歴史や伝統を継承するための組織「相馬野馬追保存会」の中にある専門委員会で、日程変更に伴う課題や留意点などを整理し、保存会と執行委員会が臨時総会を開いて正式に日程変更を決める。

 門馬氏は会見で「国からの回…

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