多摩モノレールが夜景遺産に 車窓からパノラマ、ダイヤモンド富士も

上田学
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 東京都の多摩地域を南北に走る多摩都市モノレール立川市)が、今年の「日本夜景遺産」に選ばれた。一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が認定した。沿線の市街地のきらめく都市夜景や、住宅街にともる明かりを車内から楽しめる点などが評価された。

 多摩モノレールは、多摩市多摩センター駅から東大和市の上北台駅を結び、緑豊かな多摩丘陵や河川敷、住宅街などを走行する。夜になると、車窓越しに夜景が映画のように展開し、パノラマで楽しめる。

 冬の日没時には、富士山頂に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」が見られることも。多摩の街並みを背景に走るモノレールの姿も、美しいと評価されたという。

 同社の担当者は「まずは乗車してもらい、車窓からの夜景を体験してもらいたい」と話している。

 今年の「日本夜景遺産」は、全国160カ所の候補地から、多摩モノレールを含む13カ所が選ばれた。これらを含め、現在全国280カ所が認定されている。(上田学)

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