マイナ保険証の窓口負担誤表示トラブル、1千施設近く確認 保団連

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吉備彩日

 マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」について、患者が医療機関の窓口で負担する金額が間違って表示されるトラブルが相次いでいる問題で、誤表示が確認された医療機関は全国で978カ所に上ることがわかった。全国保険医団体連合会(保団連)が13日、調査結果を公表した。

 保団連は6月に千葉市で問題が見つかったのを受け、全国の医療機関にアンケートを開始。8月1日時点では370施設でトラブルが確認されたと発表していた。その後、同31日までの回答を集計すると、全国7070医療機関のうち、978施設で、70歳以上の高齢者のマイナ保険証で負担割合の表示に誤りがあったという。

 ほかにも高齢者の氏名の表記…

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吉備彩日
くらし報道部|社会保障担当
専門・関心分野
社会保障、医療、共生社会
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