P&G社長「責任ある広告主でありたい」 ジャニーズ起用続ける意図

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聞き手・益田暢子

 性加害問題を受け、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告を取りやめる企業が相次いでいる。洗濯用洗剤のCMに生田斗真さんや「Sexy Zone」の菊池風磨さんを起用するP&Gジャパンは、タレントの起用を続ける一方で、再発防止に向けた具体的な行動計画を提出するよう事務所に求めている。ヴィリアム・トルスカ社長が13日、朝日新聞の取材にその意図を語った。

 ――ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告を続けるのはなぜですか。

 「責任ある広告主でありたいと考えています。我が社には非常に高い倫理基準があり、サプライチェーンに関わる全員に同じ倫理基準をもってほしい。ジャニーズ事務所には、記者会見で発表した内容以上の再発防止に向けた詳細な計画を提出するよう求めています。その計画を評価して、再発防止に向けてどのように取り組むかを厳しく見ていきます」

 ――事務所にはいつから働きかけていますか。

 「英BBCの報道があった今…

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この記事を書いた人
益田暢子
経済部|不動産担当
専門・関心分野
不動産、教育、ジェンダー
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    西岡研介
    (ノンフィクションライター)
    2023年9月14日11時6分 投稿
    【視点】

    所属タレントの起用を続ける企業だからこそ、事務所に対し厳しい要求ができる−−これも一つの見識。ところで、これまで、その企業とジャニーズ事務所を繋ぐことで散々、金儲けをしてきた大手広告代理店は社会に対し、今回の性加害・虐待問題について何らかの

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    木村裕明
    (朝日新聞記者=企業、経済、働き方)
    2023年9月14日11時49分 投稿
    【視点】

    ジャニーズ事務所が13日に公式サイトで発表した「性加害問題に関する被害補償及び再発防止策」を、P&Gジャパンはどのように評価したのでしょうか。気になります。  芸能プロダクションとしての報酬を1年間受け取らず、広告・番組への出演料をすべて

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