モロッコ地震 ゆかりある日本各地でも支援始まる 義援金を募集
北アフリカのモロッコで8日にあった地震を受け、モロッコとつながりのある日本各地で支援を呼びかける動きが出てきている。
静岡ムスリム協会のアサディ・ヤスィン代表は、モロッコ出身。父の親戚はマラケシュの旧市街に住んでいるが、いまだに安否が分かっていないという。
同協会は10日から、義援金の募集を始めた。アサディ・みわ事務局長は、「困っている人を助けるのが私たちの信仰」と話す。
振込先は三菱UFJ銀行静岡支店の普通口座「0668536」で、名義は「ジャパン・ダウワ・ファンデーション」。集めた義援金は、現地の支援団体に寄付するという。
在岐阜モロッコ王国名誉領事館がある岐阜県美濃加茂市は、11日から領事館や市役所、市総合福祉会館の3カ所に募金箱を設置している。
美濃加茂国際交流協会の山田実紘・名誉会長が名誉領事に就任し、今年3月には駐日モロッコ大使館のラシャッド・ブフラル大使を招いた交流会を開くなどしてきた。
市の担当者は「長年交流が続いているモロッコの人々を、いち早く助けたい」と話す。一般社団法人日本モロッコ協会でも、イベントなどで募金をするという。
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