話し声を字幕化、すぐ画面に 地図の表示や翻訳も自動で 京セラ開発

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中村建太
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 京セラは、話し手の声をリアルタイムで文字に起こし、スクリーンなどに映し出すシステムを開発した。17日から自治体や企業向けに販売。役所や駅などの窓口で使うことを想定し、聴覚に障害のある人や耳が聞こえにくくなった高齢者が、担当者の説明を把握しやすくなるとしている。

 システムは「コトパット」と名付けた。窓口担当者の声をマイクで認識し、AI(人工知能)を用いて文章に変換。この文章を、アクリル板などに貼り付けた縦18センチ、横30センチの透明なスクリーンにプロジェクターで投影し、相手に向けて字幕として表示する。事前に行った検証では音声認識の精度は96%だった。

 スマートフォンの文字起こし…

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この記事を書いた人
中村建太
経済部|国土交通省担当
専門・関心分野
運輸政策・産業、ものづくり、地方格差