秋本真利・自民党衆院議員が外務政務官を辞任 持ち回り閣議で決定

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 自民党衆院議員の秋本真利・外務政務官(47)=比例南関東、当選4回=は4日、政務官を辞任した。政府は同日、秋本氏から辞任の願いがあり、持ち回り閣議で了承したと発表した。

 秋本氏をめぐっては、風力発電会社「日本風力開発」側から計3千万円近い資金提供を受けたとされる問題で、東京地検特捜部が同日、東京・永田町の衆院第1議員会館にある秋本氏事務所などに収賄容疑で家宅捜索に入った。

 秋本氏は千葉県富里市議などを経て、2012年に衆院千葉9区で初当選。17~18年に安倍内閣のもとで国土交通政務官を務め、洋上風力発電の導入を進める再エネ海域利用法の起案に関わった。22年8月、岸田内閣で外務政務官に就任。「脱原発」を訴え、自民党内では「再生可能エネルギー普及拡大議員連盟」の事務局長を務めている。

 秋本氏は今年の通常国会で、地元事務所の違法建築や再生可能エネルギー関係者からの献金、秘書給与法違反疑惑といった週刊誌報道をめぐり、たびたび追及されていた。

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    岩尾真宏
    (朝日新聞名古屋報道センター長代理)
    2023年8月4日16時16分 投稿
    【視点】

    「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」側との接点が問われた山際大志郎・前経済再生相はじめ、死刑執行を命じる法相の役割を軽んじる発言をした葉梨康弘・前法相、政治資金の問題など指摘された寺田稔・前総務相、政治資金などをめぐる問題が指摘された秋葉

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