甲子園でも一生懸命 共栄学園・日大三の主将ら、小池知事に意気込み

滝沢貴大 松田果穂 張春穎
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 第105回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する共栄学園(東東京)と日大三(西東京)の主将や監督らが1日、都庁を訪問し、小池百合子都知事に意気込みを語った。

 小池知事は「見ている人を感動させるようなゲームを楽しみにしている」と激励。共栄学園の横田優生(まさき)主将(3年)は「見に来てくれた方に勇気や感動を与えたい」と、日大三の二宮士(まもる)主将(同)は「今の仲間と1試合でも多く野球をするため、一生懸命やりたい」と話した。

 その後、朝日新聞東京本社へ移動。宍道学・東京本社代表が「深紅の大優勝旗を東京に持ち帰っていただくことを願う」と話すと、共栄学園の原田健輔監督は「支えてくれた方々への感謝の気持ちをプレーで示したい」。日大三の三木有造監督も「甲子園でも変わらず一戦必勝で頑張らせたい」と語った。

 また共栄学園の選手たちは、地元の葛飾区役所も訪ね、職員らに拍手で迎えられた。

 横田主将は「見ている人に感動、勇気、笑顔を与えられるように臨みたい。葛飾の人には練習の時から協力してもらい、感謝しかない」。選手一人ずつ「思い切って楽しくプレーしたい」「強豪に臆することなく全力プレーをみせたい」などと甲子園での意気込みを語った。

 青木克徳区長は「あきらめずに最後には勝つ試合に感動しました。甲子園でも区民みんなが応援しています」とエールを送った。

 大会は3日に組み合わせ抽選会があり、6日に阪神甲子園球場兵庫県西宮市)で開幕する。(滝沢貴大、松田果穂、張春穎)

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