JR九州の新幹線ホーム、14駅が業務効率化で係員なし 安全対策は

有料記事

小川崇
[PR]

 JR九州の新幹線の駅で、同社の駅係員が不在のホームが目立つ。九州新幹線西九州新幹線の全17駅中14駅を占める。鉄道事業の収支改善や業務効率化の一環だが、利用客がホームドアに挟まれるトラブルもあり、安全面に問題はないのだろうか。

 今春の大型連休最終日の5月7日夕、長崎に帰省していた女性(68)は先に戻る娘を見送ろうと、西九州新幹線の諫早駅(長崎県)のホームにいた。

 博多方面に向かう新幹線の後方車両に乗った娘にホームから手を振っていると、閉まるホームドアに下半身が当たった。とっさに身を引いたが、再びドアに接触したという。

 女性は肋骨(ろっこつ)や足…

この記事は有料記事です。残り1268文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません