沿線のおもてなし満載の観光列車「銀河」今秋も運行 JR西日本

国方萌乃
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 JR西日本は、観光列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス) 銀河」を今年も和歌山県内で走らせる。地元ジオパークガイドによる車内での歴史解説など、沿線の魅力を楽しめるメニューが用意されている。

 銀河は一昨年に初めて県内を走り、今年で3年目。期間は9月1日~来年3月3日で、京都―新宮を36往復する。昨年は延べ約3千人が乗車した。昨年までは旅行会社を通じての販売がメインだったが、「旅先で自由に宿をとりたい」などとの声を受けて、今年は窓口での販売枠を増やした。

 和歌山駅で停車している間に和歌山ラーメンを食べられたり、地元の特産品の車内販売があったりと、様々なおもてなしメニューが道中で準備されている。地元の人が横断幕を手に駅で出迎えるなど、地元の人たちもおもてなしに加わる。

 JR西の担当者は「銀河は、JRだけでなく和歌山県の皆さん、沿線市町の方々と一緒に運行する気持ちでやっている。地域共生の結晶だ」と話している。

 切符の購入は、JR西のネット予約サービス「e5489」か、みどりの窓口で。詳細はホームページ=QRコード。(国方萌乃)

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