インバウンドは回復、でも足りないのが…JAL社長が明かす不安材料

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高橋豪
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 コロナ禍前に比べ、海外発の国際線旅客数は85%にまで回復するなど、インバウンド(訪日)需要の好調さが際立つ。日本航空(JAL)の赤坂祐二社長は28日、朝日新聞のインタビューに応じ、「円安で割安感があり、日本人気がさらに高まっている。戻りは予想よりも早い」との見通しを示した。

 ただ、回復に向けて不安材料もある。

 航空機の誘導やカウンターで…

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    首藤若菜
    (立教大学教授=労働経済学)
    2023年6月29日15時33分 投稿
    【視点】

    空港の人手不足問題は、あまり知られていませんが、とても深刻な状況にあります。グランドハンドリングだけではなく、保安検査員(空港で手荷物などの検査を担う人)も足りていません。 人手を集めるには、賃金上昇に加えて、労働時間の削減、労働環境の改

    …続きを読む