1日の乗車人員、高松が1万人回復 2位徳島は6322人 JR四国
福家司
JR四国は2022年度の1日当たりの駅別乗車人員(上位20駅)を発表した。1位の高松が3年ぶりに1万人の大台を回復するなど19駅の乗車人員が前年度より増えたが、コロナ禍の影響があまりない19年度にはすべての駅が及ばなかった。
高松は1万925人(前年度比15・3%増)で2年連続の増加。ただ、19年度よりは2051人少なかった。2位は徳島の6322人(同11・6%増)、3位は松山の5502人(同12・8%増)で、県庁所在都市の中心駅などで増加が目立った。
9位の後免(高知)は1815人(同6・4%増)で、19年度にあと77人と迫った。10位には前年度11位だった新居浜(愛媛)が20駅で最高の伸び率となる前年度比18・1%増で1804人となり、3年ぶりに「トップ10」に返り咲いた。
唯一減少したのは、19位の栗林(香川)で880人(同1・6%減)だった。
JR四国広報室の担当者は「コロナ禍が落ち着き、旅行客や通勤通学客が戻ってきている。特に通勤通学客の比重が高い駅で回復が進んでいるようだ」と話す。
4~8位の駅と乗車人員は次の通り。
④坂出(香川)4567人⑤高知4378人⑥丸亀(香川)3547人⑦宇多津(香川)2094人⑧今治(愛媛)1923人
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