「極めて強力なAI、2030年までに実現」アルトマン氏が描く未来
編集委員・五十嵐大介
対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」を運営する米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は12日の単独インタビューで、最新のAI技術は「世界にとって恩恵の方が(リスクより)はるかに大きい」と強調した。一方で、性能が向上するにつれリスクも増大すると述べ、規制のための国際枠組みの必要性を訴えた。
文字や画像をつくりだすチャットGPTのような生成AIは、従来のAIとどう違うのか。「生成そのものが重要なのではなく、幅広い目的で利用できるという点が最も重要だ」。アルトマン氏はそう強調した。
生成AIは、文章の要約やメールの作成などすでに幅広い用途で使われている。「プログラマーたちは以前より2、3倍作業が効率化したと言っている。これほどの生産性の向上はめったに起きない」と話した。
オープンAIは会社の使命と…
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