将棋「達人戦」が公式戦になって復活 50歳以上、羽生善治九段ら

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北野新太
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 日本将棋連盟と不動産開発会社「立飛ホールディングス」は19日、東京都渋谷区将棋会館で会見し、出場棋士を50歳以上に限定した公式戦「第1回達人戦立川立飛杯」の創設を発表した。

 出場資格は満50歳以上(第1回は今年4月1日時点)の現役棋士全員。谷川浩司十七世名人(61)、羽生善治九段(52)、森内俊之九段(52)らが参加することになる。第1回は全棋士約170人のうち54人が参加する。

 将棋界では2014年まで満40歳以上、八段以上を対象にした「富士通杯達人戦」が行われていた。同じ名前の棋戦が9年ぶりに開催されることになったが、以前は非公式戦だったため、進化を遂げての復活となる。出場資格に年齢の下限を設けた公式戦は史上初。

自らも出場する連盟会長の佐藤康光九段は「長い棋士人生では50歳からが円熟期」。オールドファンに向けてどんな棋戦にしたいのか、会見で抱負を語りました。

 6月から予選が始まり、4人…

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