米テキサス州で銃撃事件、8歳の子ら5人死亡 発砲音めぐる苦情後に

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ワシントン=合田禄

 米テキサス州北部のサン・ジャシント郡保安官事務所は29日、前夜に8歳の子どもを含む5人が銃で殺害され、容疑者が逃亡していると発表した。米メディアによると、逃げている男は、自分の庭で銃を撃っている音の苦情を言われた後、犠牲者らの住宅を襲ったという。

 現場は、ヒューストンから北へ約70キロの街クリーブランド。保安官事務所によると、通報があって住宅にかけつけたところ、既に4人が亡くなっていた。8歳の男の子は病院に運ばれた後に死亡が確認された。ほかに3人が搬送された。容疑者は郡外に逃走しているとみられ、地元の裁判官が逮捕状を出したという。

 地元メディアによると、逃走しているのはメキシコ出身のフランシスコ・オロペザ容疑者(38)。近隣の住民から、「眠ろうとしている幼い子どもがいるので、銃を撃つのをやめてほしい」と言われた際、オロペザ容疑者は「自分の敷地内ではやりたいことをする」と答えたという。

 容疑者は自宅の庭でライフル…

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