コロナ5類移行後の医療機関、確保は 知事の4割「わからない」

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長野佑介 枝松佑樹 市野塊 神宮司実玲
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 新型コロナウイルスの5類移行後に政府が目標とする外来・入院の医療機関数を達成できるかについて、朝日新聞が47都道府県の知事に見通しを聞いたところ、「達成できる見込み」という回答が外来・入院ともに半数を超えた一方、「わからない」という回答が4割前後に上った。

 次に起こりえる「第9波」は「第8波」より大規模となる可能性を専門家が指摘している。だが、コロナ医療に対する公費補助が削減され、院内感染への警戒心もあって医療機関の一部で取り組みが進まず、自治体は調整に苦慮している状況が明らかになった。

 3~4月に回答を得たアンケートでは、コロナ患者の入院・外来に対応する医療機関数について、将来的にそれぞれの自治体で政府目標の水準を達成できるかを聞いたところ「達成できる見込み」と回答した知事は、外来、入院ともに26人だった。

 一方で、外来で18人、入院で19人が「わからない」と回答した。

 記事の後半では、27日に公表された「移行計画」の概要もお伝えします。

 東京都小池百合子、北海道…

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