ツイッター、「認証バッジ」を削除 レディー・ガガやトランプ氏も
米ツイッターが20日、利用者が本人であることを示す「認証済みバッジ」について、著名人らのアカウントから削除した。起業家イーロン・マスク氏は今月、有料サービス「ツイッターブルー」の利用者以外の認証バッジを同日に削除すると予告しており、「有言実行」した。影響力を持つアカウントから「認証」がなくなることで、混乱が広がる可能性がある。
米ワシントン・ポスト紙は、数千の著名人のアカウントが認証バッジを失ったとしている。20日午後時点で、約8700万人のフォロワーを持つトランプ米前大統領のほか、ジャスティン・ビーバー(フォロワー約1・1億人)やレディー・ガガ(同約8400万人)ら著名アーティストのアカウントからもバッジが消えている。
ツイッター広報は19日、「明日、従来の認証バッジを削除する」として、バッジを維持したい利用者は有料サービスに登録するよう呼びかけていた。
認証バッジはアカウントに付けられる青いチェックマークで、従来はなりすましを防ぐため、著名人や政治家、ジャーナリストらによる申請に基づきツイッターが無料で提供していた。だが、マスク氏が昨年10月に同社を買収後、ツイッターブルー(日本はウェブサイト版で980円)に加入した人は誰でも認証バッジを取れるようにした一方、無料利用者のバッジは削除する方針を示していた。
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